肝炎ウイルスは、肝細胞で増殖して血中に放出され、血液や体液を介して感染します。主な感染ルートは出産時に母親の産道で赤ちゃんが感染する母子感染ですが、輸血などでも感染します。これについては、近年、感染予防策が講じられ心配はなくなりました。現在新たに感染するケースで問題になっているのは、性交渉や、若い人たちの間で流行しているピアスやタトゥー等による注射針の使い回しによるものです。そのようなことにより、B型およびC型肝炎の患者・キャリアは現在300万~370万人を超えると推定されています。
水平感染
垂直感染
※輸血や予防接種時の注射器の使い回しについては現在改善されています。
※現在では母子感染対策が取られて改善されています。