検査と診断
肝炎ウイルス検査を受診しましょう!!早めに治療しましょう!!
肝がんの原因 ウイルス性肝炎は国内最大の感染症で、B型肝炎ウイルスに感染している人は110万~140万人にのぼる(日本人の約100人に1人)と推計されています。現在、がんによる死因で4番目に多いのは肝がんですが、原因の約90%はB型・C型のウイルス性肝炎で、約15%がB型肝炎由来です。

原因がはっきりしているので、肝がんは予防が可能ながんの一つといわれています。肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、自覚症状がないまま病気が進行してしまいます。早期に一度、B型肝炎ウイルスへの感染の有無を調べて、感染が分かった場合は、必要な定期検査や適切な治療を実施すれば、肝硬変・がんを発症する人の数を減らすことができます。

肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、血液検査で調べることができます。採血は短時間で済み、数週間で検査結果が出ます。今まで肝炎ウイルス検査を受けたことがない方は、早期に一度、肝炎ウイルス検査を受けましょう。


 肝炎ウイルス検査は無料で受診できます!

全国の保健所や指定医療機関で、無料で検査を受けることができます。一般的な健康診断には、B型肝炎のウイルス検査は含まれていないことが多いので、ご所属の健康保険組合等に確認してください。

※自治体によって、無料肝炎検査の実施期間が異なる場合や、検査費用の一部を負担しなくてはいけない場合もあります。詳しくは、各自治体の保健所へお問い合わせください。