WHAの概略と主な活動

[WHA]* World Hepatitis Alliance(世界肝炎連盟)とは?


WHAの歴史
WHA(世界肝炎連盟)は、2007年12月5日にスイスのジュネーブ州において協会として登録され、権利擁護団体の連盟として、世界中で生活している5億人のB型またはC型ウイルス性肝炎の慢性患者の人々のグローバルな声を発信している団体です。

本連盟は、会長とオブザーバーの立場で世界保健機関からの代表者、アフリカ、アメリカ、西地中海、ヨーロッパ、南西アジア、西太平洋の各地からの代表となる6名の理事から構成される理事会によって運営されています。

WHAの使命と展望
世界肝炎連盟は、全世界に対してリーダーシップを発信して、B型またはC型ウイルス性肝炎による死亡をなくし、B型またはC型ウイルス性肝炎とともに生きる慢性患者の生活を向上させるための活動をサポートしています。私たちの究極の目標は、よりよい啓発、予防、管理、支援、および治療の受け方を通じて、地球上からこれらの病気を根絶するために政府と協力することです。

私たちのヴィジョン:B型またはC型ウイルス性肝炎のない世界の追及

WHAの方針
B型およびC型肝炎問題に対応する責任は、個人、地域社会、および政府にあります。しかしそれは、啓発、予防、診断、管理、支援、および疾患の治療の受け方等を改善するために必要とする、政府の変更を行うことが出来る国の政府に限られます。私たちは、各国政府に対して、患者団体、医療専門家とウイルス性肝炎の公衆衛生上の課題に包括的な対応を策定する非政府組織(NGO)とともに、活動して頂きたいと考えています。

世界肝炎連盟は、政府変更のためのキャンペーンは世界肝炎デーの重要な要素であることを確信しております。このキャンペーンは、病気の影響を認識し、かつ慢性ウイルス性肝炎に取り組むための活動の必要性を反映した政府との公約のために必要な目的に沿って行われます。